「ホーム画面に追加」で、アプリになった
2026年4月1日の夜、私は生まれて初めてアプリを作ってもらいました。血圧を記録するアプリです。そのときの話は最初のアプリの記事に書きました。
作ってもらった直後に、私は「このアプリを自分のスマホにインストールする方法を教えてください」と頼みました。
AIが最初に勧めたのは、PWA という方法でした。アプリをインターネット上に置いて、スマホのブラウザで開き、「ホーム画面に追加」を押す。それだけで、ホーム画面にアイコンができて、アプリのように使えます。無料で、インストールファイルも要りません。
AIが用意してくれた ZIP ファイルには、5つのファイルが入っていました。
| ファイル | 役目(私の理解) |
|---|---|
index.html |
アプリ本体 |
manifest.json |
アプリの名前やアイコンを、スマホに伝える名札 |
sw.js |
一度開いたあと、ネットにつながらなくても動くようにする仕組み |
icon-192.png/icon-512.png |
アイコンの画像(大小2つ) |
これを無料の置き場所(Netlify Drop)に置いて、スマホで開いて、ホーム画面に追加しました。最初のアプリが、自分のスマホに入った瞬間でした。
次の欲:「スマホ本体に入れたい」
翌日、欲が出ました。
オフラインでアプリを使えるように、スマホ本体にアプリをインストールしたいです。アプリのインストールファイルを作成してスマホにインストールできるようにしてください。
ホーム画面に追加しただけのものは、なんとなく「ちゃんとしたアプリ」ではない気がしていたのだと思います。
AIの答えは、まず「できません」でした。この会話の中では、Android のインストールファイル(APK)は作れない。 作るには、Android 用の開発道具や Java などが要る、と。
そのうえで、現実的な方法を3つ挙げてくれました。その1つが PWABuilder という無料のサービスです。インターネット上に置いたアプリの住所(URL)を入れると、Android のインストールファイルに変換してくれる、というものでした。
手順3で「マニフェストがない」
さっそく試しました。手順3まで進んだところで、エラーが出ました。
PWABuilder の手順3まで進めたところ、ウェブアプリのマニフェストがないというエラーメッセージが出ました。解決策を教えてください。
マニフェストは、さっきの表の「名札」です。ZIP の中に、ちゃんと入っていました。あるのに「ない」と言われる。 最初のつまずきでした。
AIがファイルを調べると、原因は3つありました。
- 最初に開くページの書き方(
start_url)が、相対的な書き方(./index.html)になっていた → サイトの根元からの書き方(/)に直す - アイコンの用途(
purpose)の欄に、「any」と「maskable」の2つの値を1つにまとめて書いていた → 別々に分ける - スクリーンショットの欄がなかった(PWABuilder が推奨している項目)→ 足す
「ネットにつながらなくても動く仕組み」(sw.js)の中の書き方も、1に合わせて直してもらいました。直した ZIP は、その場ですぐにできました。
ファイルが「ない」のではなく、書き方がその道具の求める形になっていなかった、ということでした。
でも、本当に欲しかったものは、もう手元にあった
実は、AIは3つの方法を挙げたときに、こうも言っていました。
先に作ったアプリは、すでに「ネットにつながらなくても動く仕組み」が入っている。一度ブラウザで開いたあとは、オフラインでも動く。
私が最初に書いた頼みは「オフラインでアプリを使えるように」でした。それは、ホーム画面に追加した PWA で、もうできていたのです。
翌朝、私はアプリの改善を頼むメッセージの最後に、こう書きました。
スマホへのインストール方法はPWAでホーム画面に追加(無料・簡単)でお願いします。
インストールファイルづくりは、ここでいったん置きました。
振り返って思うこと
「何がしたいのか」と「どうやるか」を、ごちゃまぜにして頼んでいました。
したかったのは「オフラインで使うこと」。それなのに私は「インストールファイルを作って」と、やり方のほうを頼んでいました。やり方を指定すると、AIはそのやり方で一生懸命に進めてくれます。でも、それが本当に必要だったかは、別の話でした。
これからPWAを試す方に、私の場合に効いたことを書いておきます。
- まずは「ホーム画面に追加」で十分なことが多い。
sw.jsのような仕組みが入っていれば、オフラインでも動きます - PWABuilder で「マニフェストがない」と出たら、ファイルが無いとは限りません。 私の場合は、開くページの書き方・アイコンの用途の書き方・スクリーンショットの欄の3つでした(2026年4月の時点の話です。道具の求める形は変わることがあります)
- 頼むときは、やり方より先に「何がしたいか」を書く
その後
血圧のアプリは、その後も PWA のまま、たくさんの機能を足していきました。アップデートのときに記録をどう引き継いだかは、Netlify Drop の記事に書いています。
本当に Google Play に出すアプリを作ったのは、1か月後の、節約記録アプリでした。そのときは PWABuilder ではなく、別の方法でインストールファイルを作っています。初めて Google Play に提出した朝の話は、こちらの記事に書きました。

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